“理想の家づくり”を考える

コンセプト設定

マイホーム購入について悩める人々へ
賃貸か持ち家か、マンションか戸建てか、新築か中古か、ハウスメーカーか工務店か…
様々な悩みがある中で、

住宅のプロでも何でもない施主ちかぞう
自身の家づくりプロセスの中でたどりついた結論

結局は自分が
どんな家で、どんな住まい方をしたいか

についてシェアするための記事です。

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はじめに

マイホームについて悩む方は皆
何から手を付けたら良いのかわからない
という状況になるのではないでしょうか。

よくある疑問
  • 賃貸と持ち家どっちが良いの?
  • マンションと戸建てどっちが良いの?
  • 新築と中古どっちが良いの?
  • 戸建てならハウスメーカーと工務店どっちが良いの?

よくある疑問はこういったものと思いますが
どの疑問に対しても

  • どちらの場合もメリット・デメリットがある
  • どちらが良いかはそれぞれ条件次第である
  • 結局はその人がどういう住まい方をしたいかである

という回答に行きついてしまいます。
でもそこでちかぞうは思いました。

  • 自分にとっての理想の住まい方とは?
  • 理想の住まい方ってどうやって考えたら良いの?

それらについての
ちかぞう的回答は

ちかぞう的理想の住まい方に重要なトピック
  • 安心・安全
  • 夏も冬も快適
  • 家族の距離感
  • 無理なくミニマル
  • 未来を見据える

となります。

今回は、そんなちかぞうが
自分にとっての理想をみつけるための
上記トピックの一歩先まで踏み込んだ
思考プロセスを紹介してみようと思います。
家づくりに悩む皆さんの参考になれば幸いです。

1. 現状把握

今の住まいで満足していることもあると思います。
●安全性
●快適性(温度湿度)
●空間
●利便性
などから、
自分の理想を満たしている部分をpick upしてみます。

満足していること

ちかぞう例
  • 温度湿度:それなりに暖かい
    冬でもメインの南側LDKは暖かい
    LDKの温度湿度は概ね満足
  • 空間:LDKが広い
    リノベ物件、LDK20帖程度
    LDKに関しては満足
  • 快適性:虫が少ない
    6Fに住むメリット
    虫に悩まされたくない
  • 利便性:職場との距離が近い
    自転車ですぐに行ける
    現状、いちばん満足

不満なこと

ちかぞう例
  • 温度湿度:洗面脱衣が寒い
    寒さ問題
  • 空間:家族5人には狭い
    狭さ問題
  • 空間:収納が足りない
    妻の創意工夫に依存
    モノは多くない方と思う
    狭さ問題
  • 空間:子どもが動き回る
    庭が欲しい
    近くに公園がほしい
    狭さ問題
    立地問題
  • 安全:築年数30年以上
    ところどころ修繕が必要
    安全性問題
  • 安全:災害対策上の立地
    ハザードマップ
    立地問題
  • 安全:騒音と近隣トラブル
    集合住宅には様々な方が
    プライバシー問題
    治安問題

●メイン空間の広さ
●メイン空間の快適性
●職場距離

●家全体の狭さ
●メイン空間以外の寒さ
●子どものための空間
●防災面の安全性
●プライバシー

2. 予想できる範囲の近い将来

転勤が多い場合は持ち家よりも賃貸の方が有利かもしれません。
マイホーム購入にはある程度現金も必要でしょうし、
住宅ローンの借り入れには仕事の安定なども審査対象になり得ます。

家族計画を含めて、近い将来の見通しを考慮したほうが良いと思いました。
ですが将来のことなんか誰にもわかりませんから、
あくまで予想できる範囲で近い将来のことを考えてみました。

自分のこと、のこと、子どものこと、のことについてリストアップしました。

自分

ちかぞう例
  • 仕事:遠方転勤リスクは低い
    転勤が戸建て購入の障害にはならない
  • 収入:収入は概ね横這い
    住宅ローン借り入れ審査への障害はさほどない
  • 健康:現時点では問題なし

ちかぞう例
  • 仕事:近々復職希望
    新居近くで職場選定の予定
  • 収入:現時点では無職
    復職希望
    パートタイム>フルタイム
  • 健康:歯医者の通院程度
    医療機関は近い方が良い

子ども

ちかぞう例
  • 学校:そのうち小学校入学
    校区問題
  • 幼稚園:次男しばらく幼稚園
    幼稚園への通園ルート
  • 健康:定期通院なし
    かかりつけ小児科は良い感じ
    できれば変えたくない

ちかぞう例
  • 仕事:しばらくは仕事継続
    同居の話題は現時点で無い
  • 収入:現状は補助の必要なし
  • 健康:生活習慣病で定期通院

数年程度の見通しなら
ちかぞうが家を建てることへの障害はさほどない印象。
土地選びに関して
●自分の職場
●妻の職場
●子供の学校
これらを意識すればよさそう。

3. 自分の価値観

ステップ1、2で現状近況を把握したうえで
自分の価値観からこれからの理想の暮らしを考えてみました。

ベース

ちかぞう例
  • 余裕
    価値観マップ作成の結果
    ちかぞうの日常生活テーマは余裕
    仕事面
    余裕を持った出勤
    期日に余裕を持った仕事完了
    余裕が良い仕事につながる
    金銭面
    コンビニは極力使わない
    通信費の削減
    交通費の削減
    保険料の見直しなど
    固定費を中心に
    極力出費を抑える
    持ち物
    若干オーバースペックが多いかも
    数としては多くない
    無理なくミニマル
    愛着の持てるモノを買う
    ●ガジェット(新しいものも好き)
    ●服(現在ほぼUNIQLO)
    “ややオーバースペック”
    “量より質”
    “拡張性”も重要視

仕事

ちかぞう例
  • 内容:内容は嫌いじゃない
    今の仕事は続ける
  • 条件:条件はいまひとつ
    朝早く、夜遅い
    妻の負担(ワンオペ)問題
    ●子どもの送り迎え
    ●家事負担
    収入面は困っておらず
    共働きの必要はないが、
    妻の希望は叶えたい

プライベート

ちかぞう例
  • 趣味
    ●スポーツ全般
    今はこども中心だが
    将来的に再開したい趣味も
    ●音楽(聴く・演奏する)
    プライバシー問題
    ●旅行(本当は行きたい)
    仕事量の調整、休暇所得
  • BUCKET LIST
    =死ぬまでにしたい50(ぐらい)のこと
    ※BUCKET LISTの項目は金銭的な出費が多少多くても
     ”浪費”にカウントしない

    #オシャレな家でオシャレな暮らし

子育て

ちかぞう例
  • ベースは自分が育った環境
    自分がしてもらったことは
    子どもに還元したい

    良いと思った経験
    ●庭で遊んだ
    (キャッチボール、虫捕りなど)
    のびのび育ってもらいたい
    プライベートな”外”
    ●季節を感じる行事
    (餅つき、豆まき、田植え、稲刈りなど)
    文化は伝えていきたい
    ●”地元の友達”付き合い
    “帰る場所”的なもの
    悪いと思った経験
    ●徒歩圏内に同級生ナシ
    (昔ながらの土地)
    立地問題
    ●夏暑く、冬寒かった
    (冬は家の中でダウンも)
    暑さ寒さ問題
  • “いいヤツ”になってほしい
    “良い仲間”に出会ってもらいたい
    人間関係は「人生の幸福」の重要なファクターだと思うから
    住環境(”地元”も)
    教育環境
  • 自立してもらいたい
    “自分で選ぶ”という意識を持ってもらいたい
    “誰かにさせられた”ではない”自分で選んだ”が
    「人生の幸福」の重要なファクターだと思うから。
    (小さいうちは親も手を出すけれど)
    将来の進路は自分で(自己責任で)決める
    選択肢を狭めない、広げるための
    教育
    体験
    経済力
     

自分は余裕をベースに
職場復帰を希望する妻に配慮し
妻の負担を増やさないための工夫をし
子供たちがいいヤツになってくれるように願いながら
BUCKET LIST達成のための出費を受け入れて
土地と建物を追い求める。

まとめ

ちかぞうがピックアップした
“理想の住まい方”を見つけるための項目から
見出されたちかぞうの理想は以下の通りです。

理想の住まい方(建物):
ちかぞう例
  • 安全性
    建物の耐久性
    災害に耐えられる家
    ※機能性はややオーバースペックを許容
  • 快適性
    温度湿度
    夏涼しく、冬暖かい家
    ※機能性はややオーバースペックを許容
    空間
    LDKは今も十分
    庭も考えたい
  • 家族の距離感
    空間
    “家族のため”の空間
    同時にプライバシー配慮
  • 無理なくミニマル
    空間
    無駄に広い必要はない
    愛着の持てるモノ、量より質
  • 未来を見据える
    メンテナンス
    修繕にかかる費用は抑えたい
    エネルギー
    光熱費削減、創エネ
理想の住まい方(土地):
ちかぞう例
  • 安全性
    治安
    治安を考慮した土地選び
    (校区はひとつの基準)
    ハザードマップ
    災害リスクを避けた土地選び
  • 快適性
    温度湿度
    日当たり風通しを考えた土地選び
    空間
    子供たちが多少は遊べる庭
  • 家族の距離感
    家族で過ごす時間を確保
    職場距離(自分・妻):
    職住近接は重視したい
    校区
    子育て理念にあう校区ならベスト
  • 未来を見据える
    地域の発展性
    横這い~発展する土地が理想
理想の住まい方(家族の成長):ちかぞう例
  • 地元
    帰る(受け入れてくれる)場所
    昔から付き合いのある仲間
    ”人間関係
  • 教育
    のびのび育ってもらいたい
    学校や地域コミュニティで学ぶ
    ”人間関係”
    選択肢を広げる・狭めない
    ”自己決定”
  • 体験
    スポーツ、旅行、伝統行事…
    色々なものに触れたい、
    触れてもらいたい
  • 財務
    “価値がある”と思うものに
    お金を払えるように準備

あくまでちかぞう個人の見解です。
ちかぞうは住宅のプロでもなければ
教育のプロでもありません。
あくまでちかぞうが普段考えていることを書き起こしてみたまでです。
実際には、「マインドマップ」を作成しています。

実際にはその他に「資産としての家」というトピックも立てています。
この部分については改めてシェアします。

家づくりに悩むかたが、
理想の家づくりとは何かを考える際に
参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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